今から一年半ぐらい前、ある人から
「現実世界をゲーム画面だと思って、自分の一つ上の視点から世界を見る練習をすると、もっと楽に生きられるんじゃないかな」
という話を聞いて、早速実践したところ、
自分の中の「理想がなくなる」という何とも不思議な体験をした。
私はスピリチュアルのことは何も知らないので、
この感覚に専門用語があるかわからないんだけど、
どんな感覚だったかというと、
「このままで完璧。変化しなきゃいけない訳ではないし、変化しちゃいけない訳でもないし、どうなっても問題ない」
と、本気でそう思えて、なんだか心が軽くなった。自分のことを全て許せるような感覚だった。
幸せというよりかは、すごく大きな安心感に包み込まれてる感覚。全てが許されてるような…。
説明が難しいけど、この感覚を常に持てたら生きるのは今よりもかなり楽になるだろうな、と思った。
そんな感動的な?体験をしたのに、
私ったら、俯瞰して自分を見る練習をすぐにサボって、あの感覚は数日で忘れてしまった。
そして前回の記事にも書いたように、
他人からどう思われるか考えて一人で落ち込んだりドキドキしたりする、今までの感じに戻っていた。
ここからは今日、日記を書いていて気付いたこと。
ここ一年ぐらいずっと自分の仕事内容に漠然とした不安があった。
この技術で将来やっていけるかな、とか、
他の人はもっとすごいのに私はこんなことやってていいのかな、とか
そういう本当に漠然とした不安。
それが、先月あたりからふと消えた気がする。
不安もないし、かといって自信満々な訳でもない。ただ、やるべきことをやろうと思ってる。
将来の具体的な計画を立てた訳ではないけど(計画するのは苦手)、漠然とした不安はなくなった。
そして、自分の容姿への捉え方にも変化が。
年末年始を楽しみすぎて私の体重は増加したと思う。でも不思議と焦りも落胆もない。
今までなら太った自分への嫌悪感や、今すぐに痩せなきゃいけないという焦りでいっぱいだったはず。でも今は、
「多少お肉ついてもムチムチで可愛いよね」
と本気で思ってる。
さらに、大好きなお菓子作りについても、
去年は、仕事の勉強をしなきゃという思いが大きすぎてお菓子作りをする気にならなかったけど、
最近はすごい頻度でお菓子作りを楽しんでる。
「勉強もするけどお菓子作りもしていいか」
と思って、作りたいもの作ってる。
これって、あの時の「理想がなくなる」感覚に近い感覚な気がする!!!
だから、先月あたりからすごく生きやすいんだよね。
私にしては本当に珍しく、
人から好かれなきゃいけないとか、
褒められるべき存在でなきゃいけないとか、
そういう理想がかなり小さくなった。
私は私で良いところが沢山ある、と思える。
急にどうしたんだろう?きっかけがわからない。
これじゃあ再現性が無いじゃないか…!
YouTubeでAbemaプライムをよく流してて頭がいい人たちの討論を聞いてるからかな?
お正月に、「ミステリと言う勿れ」を一気読みしたからかな?
寛容になりたいという目標を見つけたからかな?
最近よく小説読んでるからかな?
どれもピンと来ないけど、、
でも色々な経験がちょっとずつ積み重なった結果、
「今すぐに結果が出ることだけが人生の全てじゃない」と思うようになったような気がする。
なんとも煮え切らない終わり方だけど、
引き続き自分の感覚を経過観察してみよ〜
できれば今の感覚で生きていきたいな!